Endless Shock


初めて観た。2階のロビーに展示してあったんだけれど。これ芸が超細かいと思うの。観たことが有るひとなら、だいたい「ああ!」ていう感じ。
以下、感想とか考察みたいな? ネタバレ含む主観的な感想です。
エンドレスになってからは2回ぐらい行けない年は有ったかなー。ちょうど去年は震災関係なく観に行けなかったので、一昨年の7月公演以来ですね。
序盤ずっと何故か「少年ジャンプならウチが主役だろ!」と思いながら観てた。これはオーナーがアキヤマからウエクサに変わってからの1番の変更点ですよね。イレギュラー中のイレギュラーだった大倉オーナーも秋山さん寄りだけど、秋山オーナーって所謂「2代目の若造」なので、コウイチと同期ぐらい。プレイヤーとしてはコウイチの方が上なので、どうしてもコウイチが独裁的になってしまう。植草オーナーって完全に「全員の保護者」で、かつコウイチの独裁っぷりに関しても気が付いているし口が出せる状況なのよね。そうなると何となく、ウチが主役で『完全無欠の冷酷なライバル』としてのコウイチって少年漫画のテンプレみたい……とか。その方が幾分わかりやすい。そもそも序盤から光一さんって「余命どれくらい?」て訊きたくなるような生き急ぎ方をしている。まあ2幕は余命どころじゃなくて既に死んでるんですけれど。光一さんが座長の舞台だから光一さんメインだけど、どうしてコウイチがそこまでショーに拘るのか、というのがわからないと、あんまりコウイチには感情移入出来ないよなー、という。
で、ライバルの内くんですが、そろそろライバル役もったいないよ……。もうちょっと外部に売り出すべき。まあ、半年近く拘束出来る後輩もなかなかいないとは思うんですけどねー。何となく「コウイチとは得意分野が違う」という風に感じたりした。同じフィールドだとコウイチには敵わないのかもしれないけれど、でも、演目的にはコウイチより向いてるのも有るんじゃないのかなー、なんて。
あと、まあ、自他ともに認める「ゆるふわ馬鹿担」かつ「大型犬タイプ好き」としては、内くんは絶好に好みだということに今更ながら気が付いてしまった……。しかも関西人だし。ゆるふわわんこも関西人も好きだけど、ゆるふわわんこで関西人って最強じゃね、という。
あとキャスト的に言えば、さやかちゃんのリカね。リカも歴代いろいろいるからなー。上手いけど記憶に残らないひともいるし、初代リカはメイサだったんだけど、今になって振り返れば超絶棒読みだし。「技術的に上手いひと」「オーラが有るひと」「役柄に有ってるひと」って全部違うと思うんですが、さやかちゃんは可愛いし上手いし……だけど、リカとしては何か足りないかな。ライバルである内くんより子供っぽく見えるのが原因なのかも。リカがコウイチに憧れるのは伝わるんだけど、ウチはどうしてリカが好きなのかがイマイチわかんない。ライバル→リカって惚れてるより尊敬とか憧れだと思うのでなー。さやかちゃん可愛いので大抵アリなんですけれど。1人で二次元だし。
ストーリーとしては、かなりスッキリしてわかりやすくなったのかなー。ロミジュリ観たかったんだけど。話題のハイヤーは、うーん。良かったんだけどソリタリほどの来たー感は無かった。
あと全くの余談ですが、生まれて初めて『日帰り遠征』をしまして。現地での滞在時間をちょっと長めに取ったので、地元での空港までの往復が大変だったけど、意外と気軽に日帰り遠征が出来ることをしって感動していたりします。1泊しようかギリギリまで悩んだんですけどね。急遽、今週末にも上京予定が入ってしまったので日帰りにして正解でした。